ヤ 000 000 000|0
広 010 000 00X|1
投:九里―中崎
【試合経過】
2回裏:田中のタイムリーで広島先制。0-1

【成績詳細】
田中|.268|四球、左安右安右2
菊池|.292|中飛、見三振、右飛、右飛
松山|.273|四球、遊飛、中安、四球
鈴木|.250|空三振、三ゴロ、空三振、空三振
新井|.182|空三振、遊ゴロ、遊ゴロ、二ゴロ
野間|.338|右安、四球、一ゴロ、左安
會澤|.366|中安、三ゴロ、空三振、四球
安部|.202|空三振、空三振、三邪飛、一ゴロ
九里|.000|一犠打、空三振、空三振
バティ|.266|遊ゴロ
――――――――――
九里|8回、自責0、112球、安打5、四死1
中崎|1回、自責0、27球、安打1、四死2

【打撃陣】
調子がイマイチだった小川投手を打ちあぐねました。
点を取れそうな場面が何度もありましたが、ことごとくチャンスを潰してしまいました。
正直なところ、カープ打線の調子はずっとイマイチな状況。それは中崎投手のセーブ数が伸びていることからも明らかです。
特に安部選手の不調は深刻で、落ちる球に全く対応できていません。菊池選手もホームランを2本打ったあの試合から、おかしなバッティングをしている気がします。
鈴木選手も中日戦でホームランが出ましたが、ずっとタイミングがズレている感じがありますね。
その中で、田中選手にヒットが3本出たのは明るい材料です。田中選手の調子が戻ってくれば得点力が大幅にアップするはずです。

【投手陣】
九里投手は8回無失点でした。調子は良かったと思います。
多彩な変化球がいいコースに決まり、そこそこ危ない場面もありましたが要所を締めてヤクルト打線を0で抑えてくれました。
中崎投手は昨日に続いて調子が悪かったですね。逆球も多く、ボール球が多かったです。ヒヤヒヤしました(笑)

【ピックアッププレー】
8回裏1死一二塁で安部選手がファーストゴロに倒れたシーン。
この場面で代打を出すかどうか、人によって分かれる部分だと思います。
私は全く当たってない安部選手のところで代打だと思ったのですが、緒方監督はそのまま安部選手に打たせました
その選択も理解できます。あのゴロが抜けていてタイムリーになっていたら、気持ちが楽になって調子を取り戻す可能性もありましたしね。
今シーズン序盤で野間選手を使い続けたのがここ最近の活躍に繋がっていると思いますし、まだ1つの勝ちを全力で拾いに行く状況・局面でもないですしね。

【総評】
緊迫した接戦を制し3連勝。貯金を今年最多の11に伸ばしました。
打線が不調の中で勝ち切るところにカープの強さを感じますね。不調な選手がサードに集中しているのが悩ましいところですが、それでも首位に立てているので今は十分だと思います。
次は地方球場での巨人2連戦です。順番から先発は中村祐、岡田投手ということになりそう。少なくとも1勝1敗でいきたいところ。期待したいですね。
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