広 000 200 000 10 |3
ヤ 000 100 001 11x|4
投:九里―ジャクソン―中崎―今村―一岡
【試合経過】
4回表:バティスタの2ランで広島先制。2-0
4回裏:バレンティンのソロで反撃。2-1
9回裏:土壇場、大引のソロで追いつく。2-2
10回表:バティスタのタイムリーで広島勝ち越し。3-2
10回裏:川端のタイムリーで再度追いつく。3-3
11回裏:坂口のタイムリー二塁打でサヨナラ。3-4x

【成績詳細】
田中|.283|遊直、見三振、一ゴロ、空三振、遊飛
菊池|.301|中飛、左2、二ゴロ、中飛、中2
バティ|.294|空三振、左本左安、敬遠、中安
エルド|.203|中2、空三振、遊併打、中飛
鈴木|.279|遊飛
安部|.212|捕邪飛、空三振、一ゴロ、空三振、三ゴロ
下水流|.262|中飛、左安、空三振、中飛、左安
髙橋|.364|空三振、中飛、左飛、左安
上本|----|投犠打
會澤|.389|四球、中安、空三振、見三振、敬遠
九里|.000|捕併打、投犠打
野間|.357|三安、三ゴロ、二直
――――――――――
九里|7回、自責1、100球、安打4、四死2
ジャクソン|1回、自責0、15球、安打2、四死1
中崎|1回、自責0、28球、安打2、四死1
今村|0回、自責1、8球、安打0、四死2
一岡|1回2/3、自責1、35球、安打2、四死1

【打撃陣】
丸選手がおらず、鈴木誠也選手を休ませるという、本来の3、4番を欠くスタメン。不調の松山選手も外れており、いわば本来のクリーンアップがまるまるいないという厳しいオーダーです。
その中でバティスタ選手が復調したのは大きいと思います。ここ最近タイミングが合ってなかったのですが、5日のホームランで気分が楽になって、普通にコンタクトできるようになったのでしょう。
また、菊池選手がついに3割に乗せ、バットも振れてきました。菊池選手のバットはトップバランスで、体調が悪いと上手く振れないようなのです。それが最近上手くヘッドが出るようになってきています。これから期待できますね。
最近ずっと触れてますが、安部選手の不調はかなり深刻ですね。安部選手は不調だと粘りもないために投手にとって楽な選手になってしまってます。この試合を見る限りでは、まだ時間がかかりそうですね。西川選手はまだ1軍登録できないので、もしかしたら美間選手あたりが上がってくるかもしれません。

【投手陣】
九里投手は7回1失点でした。素晴らしい内容だったと思います。
あの気迫あふれるピッチングは本当に見応えがありました。次回も先発でいくと思います。
リリーフ陣は打たれてしまいましたが、責められないでしょう。今村投手は以前の頭部死球の影がチラついたのかもしれません。この後日程がやや楽になるのでゆっくり休んで欲しいところです。

【ピックアッププレー】
9回裏2死走者なしから大引選手がホームランを放ったシーン。
中崎投手が投じたあの球は高めに浮いてしまい、ホームランにしやすい球になってしまいました。一発だけは避けなければいけない局面で浮いてしまったのが痛かったです。風も不運でしたね。

【総評】
ヤクルトにサヨナラ負けで、このカード負け越してしまいました。
ただ、すごく面白い試合でした。私はカープファンですが、前日の10-1で勝った試合よりこの試合の方が圧倒的に面白かったです。
これぞ野球の醍醐味で、ギリギリで追いつきサヨナラにまで持っていくヤクルトの執念は凄まじいものがありました。負けたのは残念ですが、素晴らしい試合を見せてくれた選手たちに感謝したいです。
このゴールデンウィーク9連戦カープは5勝3敗、中止1でした。十分な成績です。
正直なところ、あまり戦力が整っていないこの状況で貯金が8もあることに驚いています。シーズンのカギを握る交流戦が近づいていますが、その頃に丸選手、野村投手が戻ってこれれば楽しみです。
次はDeNA2連戦。負けてもいいのでまたいい試合を期待したいですね。
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