プロ野球開幕が待ちきれない企画第四弾。
カープのライバル球団の戦力を分析し、今シーズンを占いたいと思います。
第21回は今までの戦力分析を踏まえてセ・リーグの順位予想をしたいと思います。
【2018年セ・リーグ順位予想】
1位 広島
2位 阪神
3位 DeNA
4位 巨人
5位 ヤクルト
6位 中日

【上記順位だと思う理由】
①広島東洋カープ(戦力分析に入れてないので長くなります)
ファンだというのもありますが、一番不安要素が少ないことが1位に挙げた理由です。
打線は、田中、菊池、丸、鈴木、松山選手の1~5番までリーグ屈指の好打者で固定できるのが強みです。この5選手は調子の波が小さくなってきており、よほどのことがない限り変わらないでしょう。
それに加え、エルドレッド、メヒア、バティスタの外国人選手が非常にレベルが高い。昨年3割を打った安部選手までいて、さらには天才と称される西川が控えています。
捕手に2割7分打てる會澤選手、代打もこなすと思われる坂倉選手までいます。
正直この打線が長期に渡って沈黙している場面が想像できません。
投手は、先発の野村、ジョンソン、大瀬良、薮田、岡田の5投手は全員シーズン10勝以上の実績があり、それに19歳の高橋昂投手が加わって伸びしろも十分。
リリーフ陣は、中崎、今村、一岡、ジャクソン、中田投手の実績組がおり、塹江、アドゥワ投手など期待の若手も控えています。層はかなり厚いです。

②阪神タイガース
戦力分析で触れましたが、やはりリリーフ陣が充実しているところ、打線も力をつけてきているところが上位にくると予想する理由です。
ネガティブな要素として、投手陣は先発に『期待したい』投手が多いことです。素質や実績はあるが、不振だったり未完成だったりの投手が多いです。
打線についてはロサリオ選手はかなり打つと思いますが、若手がプレッシャーに弱い選手が多い気がします。阪神の若手野手は妙にメンタルが弱い気がするのです。
昨シーズンのように、終盤でベテラン頼みになると勝ちきれない試合が増えてきそうです。

③DeNAベイスターズ
筒香、ロペス、宮崎選手のクリーンナップは強力で打線が充実しているところが上位に推す理由です。また、守備で不安だったショートに大和選手が加入することで安定感が増します。
ただ、投手陣が不安です。先発3本柱である今永、ウィーランド、濱口の3投手がケガで開幕に間に合わないという非常事態。かなり痛いと思います。
また、リリーフ陣に不安があります。現代野球ではリリーフが弱いとシーズンで上位に来れないことが多く、この点が3位に留まると予想する理由のひとつです。

④読売ジャイアンツ
マイコラス投手が抜けたのがかなり痛いと思います。彼は『貯金できる投手』だったのですが、穴埋めを期待される野上、山口俊投手は貯金ができないタイプの投手だと思っています。
打線に関しても、ゲレーロ選手はそこまで期待できず、岡本、吉川選手の若手は未知数であり、いきなりある程度の数字を期待するのは酷というものです。
ただ、上原選手が加入したことにより、厚みを増したリリーフ陣で勝ち切る、という試合も増えてきそうなので、上位争いをする可能性もあると思います。

⑤ヤクルトスワローズ
ヤクルトはとにかく投手陣の枚数が足りないことが苦しい理由です。
打撃陣は凄いので打ち勝つ試合も出てくると思いますが、やはり長いシーズンは投手陣の層の厚さがものを言うと思います。

⑥中日ドラゴンズ
先発陣は、期待枠が4人、実績アリも不振組が2人と、安心できる投手がいません。
リリーフ陣も薄めで、勝てる試合も勝ちきれない場面がかなり出てくると思います。
打線も上位はともかく下位はあまり期待できず、点を取るのに苦労しそうです。

【まとめ】
前回まで20回に渡って他球団の戦力分析をしてきましたが、かなり安心しました
どこのチームも不安な要素が結構あり、そこまでカープを脅かすチームはないと思います。少なくとも終盤まで優勝争いはしているでしょう。

3月30日はいよいよ開幕戦。長いシーズンの始まりです。
今年も頑張って応援しましょう!
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