プロ野球開幕が待ちきれない企画第四弾。
カープのライバル球団の戦力を分析し、今シーズンを占いたいと思います。
第18回はヤクルトスワローズの先発投手陣を分析します。前回はこちら
【①2018年先発ローテーション予想:ヤクルト】
①ブキャナン、②小川、③石川、④原樹理、⑤由規、⑥ハフ投手の6人になるでしょうか。これに加えて⑦星、⑧山中、⑨アルメンゴ、⑩館山投手あたりが割って入るかどうか、ですね。
(3/26追記)②小川、⑦星投手は共に右肘手術の影響で5月ごろ復帰の見込みのようです。

【②2018年先発投手能力分析:ヤクルト】
①デビッド・ブキャナン
昨年ヤクルトで唯一ローテーションを守り続けた大黒柱です。
そんなにピシャリと抑えるイメージはありませんが、タフでしっかり長いイニングを投げてくれそうです。今年もローテの軸になりそうな投手です。

②小川泰弘
昨年チーム事情から後ろで投げることもありましたが、彼は先発でこそ活きる投手
ケガなく先発で投げれば10勝は計算できる投手です。ケガさえなければ、ですが。
(3/26追記)右肘手術の影響で復帰は5月頃の見込みのようです。

③石川雅規
156勝を挙げている大ベテランサウスポー。
昨年は不調でしたが、休み休みでいいので普通に投げてくれれば安定して勝ち星を挙げられると思います。復活が期待されます。

④原樹理
将来が期待される若手右腕。昨年は2年目ながら先発ローテをかなりの期間守り、苦しいヤクルト先発陣を支えました。昨年は援護に恵まれませんでしたが、今年の打線は爆発力も期待されるので楽しみな存在です。

⑤由規
かつての豪腕ですが、度重なるケガのため一度は育成契約になってしまうなど伸び悩んでいます。
ケガなく投げてくれれば活躍は期待できます。

⑥デーブ・ハフ
昨年は韓国で投げていた新外国人投手。
オープン戦でなかなかの投球を見せているので、ブキャナン投手のようにイニングイーターになることが期待されます。面白いかもしれません。

【③2018年先発期待枠能力分析:ヤクルト】
⑦星、⑧山中、⑨アルメンゴ、⑩館山投手あたりはそこそこの実績もあるので、ローテの穴を埋めることはできると思います。
アルメンゴという名前は聞き慣れませんが、昨年は中日でジョーダンの登録名で投げていた左腕であり、そこそこ打ちにくかったイメージがあります。
(3/26追記)星投手は手術の影響で早くて5月頃に復帰できるようです。

【④先発投手陣 総評:ヤクルト】
先発の枚数自体はまずまずあると思います。
どの投手もピシャリと抑えるイメージはありませんが、なんとか3、4失点で6回を投げきってくれ、という感じでしょうか。今年の打線ならば勝ち切ることも可能だと思います。
ただ、ヤクルトはまずケガ人を少なく留めることが第一になります。そこを抑えられれば上位に上がってくる力は持っていると思います。

以上、今回はヤクルトの先発投手陣を分析してみました。
次回はヤクルトのリリーフ陣について考察してみたいと思います。
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