プロ野球開幕が待ちきれない企画第四弾。
カープのライバル球団の戦力を分析し、今シーズンを占いたいと思います。
第3回は阪神タイガースのリリーフ投手陣の戦力分析をしてみます。前回はこちら
【①2018年リリーフ1軍枠予想:阪神】
1軍投手枠が11~12人とすると、リリーフ投手は5~6人となります。
リリーフの場合、ずっと同じ投手が登録されていることはありえないので、まずは主力と期待枠について考えてみます。
主力枠として①ドリス、②マテオ、③桑原、④藤川、⑤高橋聡の5投手はだいたい1軍で投げると予想されます。
ただ、ずっと調子がいいわけではないので、期待枠を4,5人あげるとすると⑥岩崎、⑦島本、⑧山本、⑨石崎、⑩谷川投手あたりになるでしょうか。

【②2018年リリーフ能力分析 主力枠:阪神】
①ドリス投手は2017年セーブ王で、比較的安定していました。今年も抑えになると考えられますが、昨年以上の活躍となると難しいと予想しています。
②マテオ投手は今年も引き続きセットアッパーを務めると思います。ある程度安定して投げるとは思いますが、研究も進んでおり、昨年同様の活躍となると難しいと思ってます。
このドミニカンコンビ二人は、シーズンを通して安定感はあると思いますが足技やバントなどの小技で崩せると思われ、カープにとってはそこまで脅威ではないと感じています。
③桑原投手は2017年大車輪の活躍でした。ただ、夏場に疲れが出たか、研究されたかで8月の防御率は3.46と打たれる場面が増えました。
また、今シーズンのキャンプでの調子はイマイチ、と聞いています。初めてシーズンを通して投げ続けた疲労があるのかもしれません。今年は期待が大きいだけにマイナスに働く可能性も大きいです。
④藤川、⑤高橋聡投手は安定しており、無難に役割をこなすと思います。期待から大きくかけ離れることはないかと思います。

リリーフ主力5人を見渡してみると、昨年大活躍だっただけに不安の方が大きい気がしています。

【③2018年リリーフ能力分析 期待枠:阪神】
続いて期待枠。
⑥岩崎、⑦島本、⑧山本の3投手は左腕であり、他球団にとってイヤな存在になりそうです。主力組のうち誰かの調子が悪くなったらこの3人のうち誰かが入ってくると予想します。
また、⑨石崎、⑩谷川投手ら若手は一気に伸びてくる可能性もありそうです。特に石崎投手にはキッチリ抑えられたイメージがあります。もしかしたら、主力枠に食い込んでくるかもしれません。

【④2018年リリーフ陣 総評:阪神】
2017年シーズンの阪神リリーフ陣はデキ過ぎだったと考えています。
シーズン終盤には自慢の救援陣が打ち込まれる場面も増えていきました。

主力枠は研究も進むため、昨シーズンに比べやや劣ると予想しています。
ただ、期待枠から何人か活躍する可能性も結構あり、高いレベルは維持できると思っています。

以上、今回は阪神の今年のリリーフ陣を分析してみました。
次回は阪神の打撃陣を分析したいと思います。
関連記事: