プロ野球開幕が待ちきれない企画第二弾。
カープの開幕一軍メンバーを予想しよう。第11回は外国人枠・前編です。
長くなってしまったので、2回に分けようと思います。
まずは、2017年シーズンの振り返りと、契約終了した選手の行き先についてです。
ご存知の通り、外国人は同時に最大4人までしか1軍に登録できません
一応、野手・投手どちらかが4人、というのはできないことになってますが、
今シーズンのカープは野手3人、投手3人になっているので考慮する必要はありません。
(育成の外国人選手が3人いますので、変わってくるかもしれません)

【①昨シーズンの状況:外国人枠】
2017年シーズンの外国人選手:
 投手:ジョンソンジャクソン、ヘーゲンズ、ブレイシア
 野手:エルドレッド、ペーニャ、(バティスタ)、(メヒア

まずは、去年限りで契約が終了した選手について書いておきます。

《ブレンディン・ヘーゲンズ》
2016年優勝に貢献したヘーゲンズ投手はインフルで出遅れ、最後まで本調子に戻りませんでした。
去年限りでカープとの契約が終了。今年の行き先が気になっていたのですが、
どうやらヘーゲンズ投手はダイヤモンドバックスと契約したようです。
本当に良かった! 活躍をお祈りしてます!

《ライアン・ブレイシア》
ブレイシア投手は、主に点差のついた試合でのロングリリーフや延長戦で投げていました。
そこそこ打たれるのですが勝ちやセーブがつくこともあり、まずまず貢献してくれました。
彼のツイッターを確認しましたが、今シーズンどうするかの情報は掴めませんでした。

《ラミロ・ペーニャ》
ペーニャ選手は、小窪選手が不調で、サードには安部、西川選手が両方左打ちだったこともあり、
主に相手投手が左腕の時にサードで出場しました。
ただ、バティスタ選手が契約を勝ち取り、一軍に上がってからは出番がなくなってしまいました。
今シーズンはメキシコのモンテレイ・サルタンズと契約した模様です。
ナイスガイとの噂で、行き先が気になっていたのですがよかったです。がんばってください!

次に、今シーズンも契約した外国人選手について。

《ブラッド・エルドレッド》
2017年シーズンも右の大砲として活躍してくれました。
8月20日のヤクルト戦での、サヨナラエンタイトルシングルヒットは印象的でした。
昨年2年契約を結んでおり、今年も引き続き大砲役を担ってくれそうです。

《サビエル・バティスタ》
2017年シーズン、支配下選手契約を勝ち取ると、初打席で逆転2ランホームランを放つなど
華々しいデビューを飾りました。その後もホームランを打ちまくりましたが、徐々にダウン。
守備でも若干粗さがあり一度二軍落ちしましたが、優勝決定戦で決勝打を打ってくれました。
6年契約の2年目であり、エルドレッド選手の大砲役を継承してくれそうです。

《アレハンドロ・メヒア》
バティスタ選手と同様、7月に支配下登録を勝ち取りました。同じく6年契約。
最初は固さが見られましたが、ヒットを3本放っており、今年の活躍が期待されています。

《クリス・ジョンソン》
2016年沢村賞投手ですが、2017年シーズンは苦しみました。
気温3度という極寒の開幕戦で咽頭炎を患い、結局最後まで本調子は取り戻せませんでした。
なぜかジョンソン投手が投げる試合は雨が多く、天候に悩まされた1年でしたね。
昨シーズンはかなり痩せていたように見えましたが、今年は身体がいい感じで戻ったようです。

《ジェイ・ジャクソン》
2017年シーズンもセットアッパーを担い、特に前半戦は大活躍でした。
後半は疲れが溜まったのか、ピリッとしませんでしたが、ずっと一軍で投げてくれました。
今年もセットアッパーで投げると思われます。

こう見渡してみると、カープの外国人はしっかり働いてますね。今年も楽しみです。

以上、今回は外国人枠・前編でした。
次回の開幕メンバー考察は外国人枠・後編を予定しています。
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