Linuxを操作していると .gz というWindowsでは見慣れない拡張子に出会います。
これはgzipで圧縮されたファイルで、Linuxではよく使われるものです。

ざっくり調べた感じでは、圧縮率は十分で標準的な圧縮形式、みたいです。
とりあえず、/var/log/auth.log.2.gz というファイルをコピーしてきて
圧縮と解凍を試してみました。
圧縮
 gzip auth.log.2
これで auth.log.2.gz という圧縮ファイルができ、元のファイルは削除されます。

 gunzip auth.log.2.gz
これで解凍されて auth.log.2 ができ、圧縮ファイルは削除されます。

ファイルサイズは1/10ぐらいになりました。
圧縮関連を調べてて使えるなと思ったコマンドは zcat 

zcat auth.log.2.gz | less | head -n 3

catはファイルの中身を吐き出すコマンド。zcat は cat の圧縮ファイル版です。
上記の例では、gzファイルの中身の先頭3行をTerminal画面に表示する、というコマンド。
|(パイプ:コマンドを繋ぐ役割)で繋いでいくと、解凍せずそのまま使えます。
ログの分析などに役に立ちそうです。

ここ最近Linuxを勉強していて思ったのですが、Linuxの根幹であるシェルの
小さなコマンドを繋いで複雑な処理をこなす、という思想は素晴らしい

これから使えるコマンドを増やしていって、少しでも使いこなせるようになりたいと思います。