ソ 000 110 000|2
広 000 000 000|0
投:ジョンソン―一岡―フランスア
=【4回表:1-0】【投:ジョンソン】=
1死2,3塁から、西田のスクイズでソフトバンク先制。
先頭柳田を四球で出し、エンドランで無死1,2塁。ここから内川バント、西田のスクイズで得点につなげました。
ジョンソンの状態はまずまず良かったので、1点をもぎ取るための作戦がうまくいった感じですね。

=【5回表:2-0】【投:ジョンソン】=
2死走者なしから、グラシアルのソロホームランで追加点。
グラシアルが泳ぎながらもレフトスタンドに放り込みました。外角の球を読まれてた感じですね。バンデンハークが良かっただけにこの1点はかなり効きました。

【勝負どころ】
この試合は、1回裏の菊池のバント失敗が大きく影響しました
今シーズン1度も失敗がない(追い込まれた後、ヒッティングでの凡退はある)菊池がバントを失敗したことで、2回裏1死1,3塁、バッター野間の場面でスクイズをしにくくなりました。
結局野間が三振してしまい、その後の石原では何もできませんでしたね。安部が盗塁しましたが、ダブルスチールのサイン見落としか、2塁には投げてこない、との判断だったかはわかりませんが、あのまま石原にまかせていても点は取れなかったでしょうね。
次の回が石原から始まるマズさはありますが。

【総評】
ほとんど見どころなく完封負けで日本一ならず。
バント失敗、盗塁失敗、好機逸失など、悪い流れから脱せませんでした。試合的にも安打数3対4と盛り上がる場面がほぼなく消化不良。
シーズン中に見られなかった、田中菊池の二遊間が呼吸が合わない場面も複数回あり、なんか浮足立っている感じがしました。
逆にソフトバンクは場馴れしていて、守備でいいプレーを連発していました。特に4戦目、5戦目ホームタッチアウトは痛かったです。アウトにできるのは10回に1回ぐらいの確率だと思いますが、それをこの大舞台でやってのけるのは見事としかいいようがないですね。

さて、これで今シーズンも終了。カープはリーグ三連覇を達成し、長く楽しませてくれました。
今シーズンは昨年、一昨年に比べてチーム状態は悪く、特に終盤戦の状態は最悪。それでも地元優勝してくれましたし、面白い試合も多かった。ありがとうございました。
関連記事: