広 500 101 020|9
神 001 000 020|3
投:岡田―アドゥワ―一岡―中田―永川
【気になるポイント】
スタメンから菊池、バティスタら右打者が外れ、安部、岩本が入りました。
体調の問題ではなく、左を並べたかったから、というもの。
菊池を休ませたかった+藤浪対策といったところでしょうか。藤浪相手に右打者は死球の危険が伴うので、なるべく右打者を減らしたい、というのが本音だと思います。

=【1回表:5-0】【投:藤浪―岡本】=
無死満塁から、鈴木の内野ゴロの間にカープ先制!
1死満塁から、西川の2点タイムリー2塁打で追加点!
1死満塁から、磯村の2点タイムリーでさらに追加点!
藤浪の調子は最悪でした。ストライクが入らず、たまにストライクが入るとヒット、という感じでした。すごい素材なのでなんとか立ち直って欲しい選手なのですが……。
西川はさすがのバッティングでした。高めの球を弾き返す技術は見事です。外寄りならレフト方向、内寄りならライトスタンドと見事に打ち分けます。
磯村もコースに逆らわない上手いバッティングでした。この2点が効きましたね。この2点がなければ阪神もいい投手を投入してきたかもしれません。

=【3回裏:5-1】【投:岡田】=
1死満塁から、福留のタイムリーで阪神反撃。
岡田の調子はそこまで悪くはなかったと思います。初回からスピードは抑え気味にして、アウトを積み重ねていました。
この回はボール先行気味でランナーをためてしまい、ピンチを招いた後は150km/h以上のストレートを投げ込みました。球速が明らかに上がっており、ギアチェンジを身につけた感じがしますね。
ただ、ボール先行の投球は印象が悪く、この回で降板となりました。

=【4回表:6-1】【投:岡本】=
無死2,3塁から、鈴木の犠牲フライでカープ追加点!
フルカウントから外角低めのボールをライトへ運びました。見事なケースバッティングだったと思います。           

=【6回表:7-1】【投:高橋聡】=
2死3塁から、鈴木のタイムリーでさらに追加点!
内角の球を詰まりながらも上手くレフト前に落としました。これも狙ったように見えました。これで今日鈴木は3打点です。

=【8回表:9-1】【投:岩崎】=
1死1塁から、丸の2ランホームランで大きく突き放す!
内角低めの球をライトポール際に弾丸ライナーで叩き込みました。甲子園はポール際が極端に狭くなっているので、非常に効率的なホームランでした。
あれをファールにしない技術はすごいです。

=【8回裏:9-3】【投:中田】=
1死1,2塁から、福留の2点タイムリー2塁打で阪神反撃。
前日の中田は良いようにみえましたが、今回は打たれてしまいました。中田が打たれる時はミートした打球が多いので、心配ですね。

【総評】
猛打で押し切り快勝! このカード勝ち越しました。
先制、中押し、ダメ押しと、理想的な展開でしたね。開始直前に豪雨があり試合開始1時間以上が遅れたのが先発陣に影響したのかもしれません。
さて次はマツダスタジアムでのDeNA戦です。
先発は野村、DeNAはウィーランドです。広島はずっと暑いですが投手戦を期待したいですね。
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